実行予算をしっかりたてよう

お客様に対して構想図、又は仕様書を作成して見積を提出して無事受注となりました。
次に工場の関係メンバーに依頼し製作してもらう場面となりました。

正式に取れた受注金額はこれだけですと工場関係メンバーに伝え、詳細設計に入ってもらうのですが、
ここで工場側の実行予算を立てないところが意外と多いのです。

工場が忙しいのは当然わかりますし、作り手側に早くいいものを作ってもらいたい営業の気持ちはわかりますが、
受注金額の15%オフなどの実行予算を必ず立てましょう。
理想的にはさらに発注前の金額を確定して、受注金額もしくは実行予算を比較し承認をとり発注する癖作りができればすばらしいと思います。

「理想ばかり言うな」とよく言われます。
現場をやってれば上記のような運用では納期に間に合わないことはよくわかります。
ただし、私は資材課という立場で現場を自分で行った経験上できる可能性があると思います。

逃げる策としては受注金額は当然入力できますので、実行予算は算出しない、発注も0円発注として仕入を順次行っていき、
仕入又は労務費計上により実績原価を毎週管理者の方がチェックしていく方法があります。

ただ、発注して入ってきてしまった仕入部品が高かったときは返品することもできません。
入荷後は値段交渉にも限界があります。
よって製番(工事番号)ごとに納期に余裕があるものは実行予算、発注前の金額チェックを徹底し、納期上だめなものは
値決めは後での両報のパターンになると思います。
仕入したあとに値決めするか、発注前に値決めするか工数は一緒のような気がしますのでできるがぎり事前に決められる体制にもって行きましょう。
事前に値決めできれば当然利益が確保できます。


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