自社に適切な工程管理システムとは

工程管理の目的
工程管理システムを選択するときは、下記のような目的を全て解決できる仕組みがよいかと思いますが、
自社の現実に合わせて優先順位を決める必要があります。

工程管理システム(初級) 解決可能な目的No. 1,2,5-1

一般的な工程管理システムは、日毎に進捗管理ができるものがほとんどで、 工程管理システムをはじめて導入する場合によく採用されます。
ガントチャートスケジュールは引けるが、負荷調整(山積み、山崩し)は自動で行えない日別工程管理システムです。
部品毎工程毎の工数把握ができてないので、まずは作業実績の工数を収集したいなどの工場の選択はこのクラスになります。

工程管理システム(初級) 解決可能な目的No. 1,2,3,4,5-2

もう少しきめ細やかにスケジュールをしたい、機械毎に時間割スケジュールを立てたい、
機械の稼働率を良くしたいなどを解決する時間割工程管理システムで、部品毎工程毎の工数の図面査定ができる工場向けです。
客先からの短納期要望が多いので、まずは負荷を山積みして手動で調整します。

工程管理システム(初級) 解決可能な目的No. 1,2,3,4,5,6,7

繰り返し受注品が50%を超えてきて、部品毎工程毎の工数は50%以上把握している。
個別生産品もあるが、部品毎工程毎の工数の図面査定ができる工場です。
部品別工程別のマスター登録が可能なので、自動で山積み、山崩しが行えます。

生産形態別ソフト適合一覧

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