生産管理パッケージソフトのデモを見て「何か分からない」と多くの方が思われています。
要因としては、
[1]説明員が製造業を知らなくて、自社のソフトの機能説明だけをしている。
[2]説明された生産管理パッケージソフトが、今までのユーザーの要求を聞きすぎてコテコテの機能になっている。
[3]ソフトメーカーのパッケージソフトが売れないので、見込生産も受注生産も、部品製造業も、組立品製造業も何でも対応できるパッケージソフトに範囲を広げた結果、わけのわからない膨大なソフトになった。
[4]生産管理を知らないSEが自分の趣味で設計した。
特に[2]、[3]についてはいろんなところで話を聞きます。
パッケージソフトを選定する立場からすれば、いろんな機能があるのはいいが、 覚えるのに2~3か月かかり大変だなという印象を持ちます。
使い勝手のよい生産管理ソフトは、1週間以内に大枠は理解できそうだと感じるソフトです。
パッケージソフトを選定されるシステム担当は、現場の方よりも、パッケージソフト、ハード、ネットワークの知識が豊富なので、システム担当が覚えるのに2~3か月掛かりそうなものは現場ではまず使えません。
デモを見て画面がスッキリとしていてわかりやすく、自社に必要な項目、機能が用意されているものが実際に使えるパッケージソフトです。
その他、項目名称の変更、マスターデータ取込、受注、予算、作業実績他のデータ取込、エクセルデータ出力など 他システムとの連携ができるとさらに使い勝手が高まります。