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作業実績収集の配置方法とは?― 端末台数の決め方と工程別配置のメリット、スマホ・タブレット活用で配置の悩みを解消

工程管理システムや生産管理システムを導入するときに、意外と悩むのが「作業実績収集の端末をどこに何台配置するか」という問題です。配置を間違えると、現場の作業者が入力のために遠回りをすることになり、結局入力が定着しません。
端末配置には主に「事務所集中配置」「工程別配置」「個人持ち配置」の3パターンがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。最近はスマホ・タブレットの普及で個人持ち配置の選択肢も現実的になりました。
このページでは、配置パターンの特徴と、自社にあった配置方法の選び方を解説します。

作業実績収集の端末配置3パターン

作業実績収集の端末配置には、主に次の3つのパターンがあります。それぞれの特徴を理解した上で、自社の現場規模・工程数・作業者数に合った方法を選びましょう。

パターン1:事務所集中配置

事務所に1〜数台の端末を置き、作業者が事務所に来て入力する方式です。導入が最も簡単ですが、入力の動線が遠くなりがちです。

パターン2:工程別配置

各工程に1台ずつ端末を配置する方式です。材料置場に一台、マシニンググループに一台、NC旋盤グループに一台、研削グループに一台、検査に一台といった工程ごとの配置です。現場での入力動線が短く、リアルタイム性が高まります。

パターン3:個人持ち配置

各作業者がスマホやタブレットを個人持ちする方式です。最も自由度が高く、どこからでも入力できますが、端末台数とコストは増えます。

3パターンの比較表

配置方法 メリット デメリット 適した工場
事務所集中配置 導入コストが低い
管理が容易
入力の動線が遠い
リアルタイム性が低い
小規模工場・少人数
工程別配置 動線が短い
工程ごとに入力習慣化
端末数が増える
共有運用が必要
部品加工業・中規模工場
個人持ち配置 最も自由度が高い
リアルタイム入力可能
端末コストが最大
紛失リスクあり
移動の多い現場・大規模工場

部品加工業におすすめ:工程別配置

部品加工業のような多工程・複数機械グループを持つ工場では、工程別配置が最も効果的です。各工程グループに1台ずつ端末を配置することで、作業者は自分の持ち場から離れずに実績入力ができます。

部品加工業の典型的な工程別配置例

工程ごとの配置パターン
  1. 材料置場に一台:材料出庫の実績入力
  2. マシニンググループに一台:マシニング工程の実績
  3. NC旋盤グループに一台:旋盤工程の実績
  4. 研削グループに一台:研削工程の実績
  5. 検査に一台:検査・出荷準備の実績

この配置なら、作業者は工程を移動するたびに端末入力ができ、リアルタイムに進捗が反映されます。事務所まで戻って入力する手間がなく、入力漏れも減ります。

事務所集中配置の落とし穴

「とりあえず事務所に1台置けばいい」と安易に決めると、次のような問題が起きやすくなります。

入力動線の遠さは「入力しない理由」になる

現場の作業者にとって、入力のために遠くまで移動するのは大きな負担です。
「面倒だから後で」が積み重なると、結局システムに実績が集まらず、「ただの作業指示書発行システム」に成り下がってしまいます。

スマホ・タブレット活用で配置の悩みを解消

従来は据え置き型PCやハンディターミナルが主流で、配置の悩みが多かったですが、スマホ・タブレットの活用で配置の悩みは大幅に減りました。

スマホ・タブレット活用のメリット

配置決定のチェックリスト

配置方法決定の事前確認事項
  • 工程数・機械グループ数はいくつあるか?
  • 各工程グループの作業者数は?
  • 工場の広さと工程間の距離は?
  • 1日あたりの実績入力件数の見込みは?
  • 現場のWi-Fi環境は整っているか?
  • 作業者のスマホ・タブレット操作習熟度は?
  • 初期投資の予算は?

これらを整理した上で、3パターンから選定するか、組み合わせて運用するかを決定します。

インプローブの実績収集ツール

インプローブでは、配置パターンに合わせた多様な実績収集ツールをご提供しています。

サクスマ(スマホ・タブレット・PC対応)

「サクスマ」は、スマホ・タブレット・PCのどの端末からも操作できる工程管理ツールです。個人持ちにもグループ共有にも対応でき、配置の自由度が最も高い製品です。サクっと工程Pro・Prevision連携可、サクスマ単独使用も可能です。

サクっとPOP(Windows専用タブレット対応)

「サクっとPOP」は、Windows専用タブレットPCを利用した実績収集ツールです。工程別配置・据え置き型運用に最適で、画面が大きく現場作業者にとって入力しやすいのが特長です。バーコードリーダー接続や周辺機器連携の安定性も高く、部品加工業の工程別配置に適しています。

サクっとスキャン(スマホ対応)

「サクっとスキャン」は、スマホ搭載カメラでバーコード・二次元コードを読み取り、データを参照しながらリアルタイムに実績収集ができるツールです。個人持ち配置に最適です。

まとめ|配置は「入力動線の短さ」で決める

作業実績収集の配置方法は、「入力動線をいかに短くするか」が最大のポイントです。事務所集中配置は手軽ですが入力が定着しにくく、部品加工業のような多工程の工場では工程別配置が現実的な選択肢になります。

スマホ・タブレットを活用すれば、配置の自由度が高まり、コストも従来より抑えられます。自社の現場規模・工程数・作業者数に合った配置方法を選んで、実績収集の定着と工程管理の精度向上を実現してください。

「現場の入力動線が悪くて実績が集まらない」「どこに何台配置すべきか相談したい」というご相談、お気軽にお寄せください。インプローブでは、貴社の工場レイアウトと業務規模に合わせた最適な配置プランをご提案します。

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